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〈4年生〉出張環境セミナー

2020年7月28日 16時47分

 4年生は、社会科で「ごみのしょ理と利用」の単元を学習しています。その学習の一環で、7月28日(火)の2時間目に金城産業の方にお越しいただき、出張環境セミナーを実施しました。

 

46億年の歴史がある地球には、たくさんの美しい自然があります。しかし、「温暖化」「ゴミの増加」などの環境問題により、これらの自然は脅かされています。

地球温暖化では、南極や北極の氷が溶けてしまいます。南極の氷の量はなんと瀬戸内海約3万539個分!!!もし全て溶けたなら、高浜小学校は水没してしまうそうです。子どもたちはとても驚いた様子でした。

 

そこで、今大切と言われているのが、リデュース(減らす)・リユース(再度利用)・リサイクル(再資源化)の「3R」!

・・・ですが、今日はそれにリフューズ(断る)・リペア(修理)を加えた「5R」を教えてもらいました。みんなとても真剣な表情です。

この5Rの考え方は江戸時代からあったそうで、驚きました。例えば、他の人が着なくなった服を売る古着屋は、5Rのリユースです。これからも大切にしていきたい考え方です。

 

さて、金城産業さんでは、たくさんのごみをリサイクルしているそうです。これは、アルミ缶などからリサイクルしたアルミの棒。アルミの鉱石から作るよりエネルギーが非常に少なく済むそうです。

 

 これは、使われなくなった携帯電話から取った金。なんと、金城産業さんがリサイクルした金は、今回の東京オリンピックのメダルにも使われるそうです!

 

 子どもの質問に、「リサイクルできる物には何種類あるのですか?」というものがありました。講師の先生によると、「なんでもしようと思えばリサイクルできる。」ということでした。世界に広がっている「もったいない(Mottainai)」という言葉の精神のように、なんでももう一度使えないか、考えてみることが大切です。地球の環境を守るために一人一人が気を付けていきましょう。